黒川研の最新情報１

黒川さんの仕事場の引っ越しが、五月三日に行われた。作業は困難だった。なんと言っても、荷物が膨大な量なのである。「あと、これもお願い。」何回運んでも、次々と荷物がでてくるのである。それを運ぶのが、２トントラックと、黒川号(ワゴン車)だった。 荷物を載せるのも大変だった。頭を使いなんとか載せたが、まるでパズルのようだった。電総研を出発した時は、もう足がよれよれであった。 しかし、泣き言なんか言ってられなかった。この荷物を下ろす作業が、待ち受けていた。 大学で荷物を降ろすわけだが、黒川研究室は、二階と三階である。疲れてはいたが、頑張って運んだ。黒川さんもかなりヘトヘトだったと思う。何て言うか、荷物が減らないのである。「終わるのかなあ？」と、心配もした。 けど、トラックの荷台が、荷物でいっぱいだったが、荷台の奥の壁が見えたときは、希望の光が射し込んだようだった。「やっと、ここまで来たよ。」と、言い合いながら、午後６時頃終わった。そのあと、つくばに帰り、黒川さんから、ちゃんこ料理を、御馳走になりました。 その時の味が、今でも忘れられない…… (Ｋ.Ｏ)。