やはり最も関心があるのはこの太陽光発電試験設備です。それぞれの研究テーマに近いものが あり胸膨らむ思いであったと思います。言うまでもありませんが、現在太陽光発電システムはすでに
実用レベルに達し、住宅地への利用が進みつつあります。さらに普及を進めるためには太陽電池やインバータの 低コスト化や、分散電源が増加した時の電圧上昇検証や、負荷急変、サージ侵入など様々な試験、研究が必要となります。
ここ、電中研では1983年以降、発電装置を安全に運転する試験や、発電装置を低コスト化する研究などうをおこなって きました。現在、倉庫などの屋根、高速道路の壁面、傾斜地などに取り付ける実験を行っています。
T 斜面設置型PV 左のように様々なPVが設置されております。 U 1支柱型PV V 工場屋根型PV C 高速道路壁面型PV X 斜面設置型PV Y 電柱型PV
ここで見たのは屋外設置PVでありましたが、例えば、工場屋根型PVはスライド式設置方式であり、取りつけ、取り外しがワンタッチで可能であります。
高速道路壁面設置PVは透過型PVになっており、またACモジュールPVはインバータが裏面に設置してありました。 インバータは小型で触った感じそれほど熱くなく、防水加工もしてあるようでした。斜面には様々なPVが
設置してあり、支柱一本で支えられているPVや簡易型PV、単結晶、多結晶、アモルファスPVがありました。 研究自体は終了しているとのことでしたが、今でも系統連系をしているらしいです。
みんなで記念撮影。